Khao San

カオサン通りタイ語ถนนข้าวสาร、タノン・カーオサーン、英語Khaosan road)は、タイバンコクプラナコーン区พระนคร)のバンランプーにある道路の名称。カオサンロードとも呼ばれる。

外国人バックパッカーの溜まり場として知られる。「カオサン」とはタイ語で「白米」の意味だが、元々はこの周辺に米問屋が多かったことに由来する。300メートルほどの通りにはバックパッカー向けのホテルゲストハウスが軒を連ね、レストランインターネットカフェ旅行代理店古本屋、ランドリー、衣料品店、土産物店等、旅行者に必要な店がずらりと並ぶ。

生絞りのオレンジやタイ風ミルクティーなどの飲料や果物、パッタイガイヤーンロティケバブ食用の虫などを売る屋台が多い。中には海賊版CDDVDを売る店や国際運転免許証国際学生証など身分証明書偽造を引き受ける怪しげな店やタトゥーパーマ、タイマッサージをする店なども存在し、混沌とした情景を醸し出している。セブンイレブンファミリーマートなどのコンビニマクドナルドバーガーキングサブウェイなどのファーストフード店、スターバックスなどの喫茶店なども、通り沿いやその周辺に存在する。またこのようなバックパッカー向けの施設が多い地区は、並走するラムブトリ通り、T字路を形成するチャクラポーン通りなどへ拡大傾向にある。